「日本を戦争ができる国にする方法」

H教授と最近政治論議を楽しんでいる。

政治論を交わす仲間3人がつぎつぎと早世してしまい寂しい気持ちになっていた。

H教授は紳士で、研究熱心である。

on-lineで議論すると楽しい。

 

そこで、私は今度は、逆の結論のための論議を考えてみた。頭の体操である。

 

1,今の日本じゃ戦争ができないと思う理由

 1)外交

(1)国際的孤立

国際条約(サンフランシスコ講和条約日中友好条約)に違反する姿勢

 戦犯問題

(2)政策の孤立(諸外国の共感を得ていない)

 北方領土尖閣諸島従軍慰安婦・徴用工・シベリア抑留

(3)軍事的に独立国家としての評価がされていない。

 

2)軍事力

兵器運用システムがアメリカのペンタゴンに組み込まれていて、独立性がないので

(1)自主的な運用ができない。

  安保条約=日本が独立しないための「ビンの蓋」論

(2)弾薬補充など航空自衛隊など2会戦ぶんの用意もないので継戦能力がない。

  初段階の小競り合いの「鉄砲玉」役で、あとは米軍だのみ。

(3)補充はアメリカ軍頼み。

  「すすめ」も「まて」も「やめろ」もペンタゴンの下請け。

(4)核兵器を装備していないので、威嚇力がない。

   防衛白書でなんども、「否定せず」を世界に宣言しているが。

(5)海上自衛隊海上保安庁の連携があいまい。

   海上保安法でいざというときの統合運用があいまい表現。

 

3)自衛隊

(1)敵兵をせん滅する覚悟がたりない。

   愛国教育不足

(2)敵前逃亡を防止する罰則など処置が足りない。

   「そのときはかえってくるのよ」と親が言う

(3)軍法がない。

   「戦闘時の権利と義務」が不明だから隊員を護れない。

   「戦場の法がないから、無規律無法武装集団」視される。

   被占領地の住民に信頼されない。

   占領地で無法な被害を受ける。(例 米軍民間傭兵への住民によるリンチ)

4)国民

(1)国防義務が明示されていない。

   自治体の既存の非常事態法が円滑に運用できない

   〈例 補償額をくれるんか・・コロナみたいに〉

(2)国防義務に基ずく、容認される処置への認識がない。

   国内で私権と対立して私闘を演ずることになる

   (例 協力しない住民を武力で排除するしかない・・某陸自指揮官)

(3)敵愾心がない。

   あいての敵愾心におくれをとる。

 

 

2,今の日本が戦争をできるようにする方法

今の日本じゃ戦争ができない問題の対応策

1)外交

国際的孤立

国際条約(サンフランシスコ講和条約日中友好条約)に違反する姿勢

 戦犯問題

 立憲君主国日本の天皇陛下が1970年戦犯祭祀に反対して靖国神社に参拝をやめたことに一致して、閣僚は現職中は参拝をやめる。

 日中友好条約での、「おわびの姿勢」と「戦争賠償の全面放棄」の交換条件を崩すと

 巨大な対中国賠償問題が復活してしまう。

政策の孤立(諸外国の共感を得ていない)

 北方領土尖閣諸島従軍慰安婦・徴用工・シベリあ抑留

 従軍慰安婦は従来のおわびを繰り返す。賠償をする。日本人慰安婦にも払う。

 根拠=刑法126条・127条(戦前、戦後共通)            

 徴用工問題はすでに補償に応じている企業もあるから、なり行きに任せる。

軍事的に独立国家としての評価がされていない。

 安保条約地位協定第6条を見直す交渉をする。

2)軍事力

兵器運用システムがアメリカのペンタゴンに組み込まれていて、独立性がないので

自主的な運用ができない。

  安保条約=日本が独立しないための「ビンの蓋」論

  先進国並みに従属的地位を脱する

弾薬補充など航空自衛隊など2会戦ぶんも用意がないので継戦能力がない。

  初段階の小競り合いの「鉄砲玉」役で、あとは米軍だのみ。

  補充はアメリカ軍頼み。

  「すすめ」も「まて」も「やめろ」もペンタゴンの下請け。

   政治の独立が先行するべき

核兵器を装備していないので、威嚇力がない。

   防衛白書でなんども、「否定せず」を世界に宣言しているが。

   1970年日独箱根会議核保有検討提案のように核爆弾保有能力を宣言する。

   防衛白書の記述を能動的に示す。

海上自衛隊海上保安庁の連携があいまい。

   海上保安法でいざというときの統合運用があいまい表現。

   別々に開催している観艦式を合同で行い規模と能力を世界に示威する。

   海上保安法自体は変えないほうが便利で有利。

3)自衛隊

敵をせん滅する殺傷意欲がたりない。

   愛国教育不足

   軍法の整備が先

敵前逃亡を防止する罰則など処置が足りない。

   「そのときはかえってくるのよ」と母親が言う

   親族の犯人隠匿は刑法上無罪なので

   本人の罰則を30年に引き上げる

軍法がない。

   「戦闘時の権利と義務」が不明だから隊員を護れない。

   「戦場の法がないから、無規律無法武装集団」視される。

   ドイツ軍法を参考に、民法の中に設定して、「自衛隊の軍への昇格」論との混同   を避ける。

被占領地の住民に信頼されない。

   占領地で無法な被害を受ける。(例 米軍民間傭兵への住民によるリンチ)

   軍法の制定と、世界に周知する

4)国民

国防義務が明示されていない。

   自治体の既存の非常事態法が円滑に運用できない

   〈例 補償額をくれるんか・・コロナみたいに〉

   刑法第83条の日本国に対して利敵行為に対する死刑規定を類推根拠にして

   国防協力義務を明示化する

国防義務に基ずく、容認される処置への認識がない。

   国内で私権と対立して私闘を演ずることになる

   (例 協力しない住民を武力で排除するしかない・・某陸自指揮官)

   上記と同じ趣旨で立法する

敵愾心がない。

   あいての敵愾心におくれをとる。

   元寇の役を戦勝記念日にして愛国心高揚の祭日にする。

   中国権力(蒙古だが)、朝鮮軍の侵略からの救国記念。

   いつでも中国や朝鮮半島国をあいてに敵愾心の扇動に利用できる。

 

   追伸

   憲法改正はしない。

   政権与党は立法権を有利につかえる。