ベトナムで私がコロナウイルス対策でやったこと

こちらは、ロックアウトもほとんど解除されて、パッと明るい街の様子になりました。あっちでもこっちでも「うちあげ」の宴会じょうたいです。
再度また感染に襲われるかもしれませんが、徹底的に抑え込む。パッと終わった解放感。この繰り返しだったら生活も、経済も案外崩壊しないでやっていけるかもしれません。ベトナム人にあっているんでしょう。
日本はじわじわと感染しつつ経済を維持してマラソンを続ける。
これは、日本人にあっているんでしょうか。
 
 
ベトナム人はよく頑張りました。死者ゼロですからね。休校中、小学校までオンラインで授業を継続しているのはおどろきました。日本のガキんちょ、勉強していますか?ゲームばかりで、ごろごろして、お母さんを疲れさせるんじゃないよ(笑)。
 
やはり、私は怖かった。
会社の日本人は帰国しちゃって戻れないし、ベトナム人スタッフは休暇とっちゃうし。
社内にたった一人でポツンと。
健康保険にも入ってないし。もともと予防注射さえしてこなかったし。
コロナウイルスじゃなくって、別の病気でも、怪我さえできない。
と、いうのも、ある日本人の友人が、ちょっと体調が悪くなって、「病院に行ってくる」といったら、滞在中の大家さんの奥さんが、泣かんばかりに、行くのを止めたそうです。
「あんたが、病院の受付でパスポートを見せたとたんに、公安が来てあなたをどこかにつれていってしまうよ。いっちゃだめ」って。
だから、絶対「けがするもんか」「びょうきするもんか」と決意して毎日をすごした。
そのためには、ジャンジャン食べて、念入りにシャワーを浴びて、十分に寝た。
ミルク、ジュース、ヤクルト、肉、たまご、さかな・・食べたいものなんでも。
毎朝起きるときに、「おい、体調はだいじょうぶか」と自問自答して、体温測って。
外出禁止だから、人に会えない。もちろん喫茶店もレストランも閉店だから。
もし交通事故でもあって、どこかに連れていかれても、だれに連絡したらいいかわからない。
前歯がとれたのは、瞬間接着剤で応急修理した。
マスクがたりない分、洗濯して、なべで煮沸して、天日干しにして。
その鍋でカレーライスをつくったが・・。