コロナウイルスは黒船か

テレワーク 半数超が通常勤務より長時間労働 公私の区別も難しく 連合調査

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毎日新聞

新型コロナウイルス感染対策のテレワークによって閑散とするオフィス=東京都渋谷区で2020年2月20日、竹内紀臣撮影

 テレワーク(在宅勤務)をした人の半数超にあたる51・5%が通常勤務よりも長時間労働になったと答えていることが、日本労働組合総連合会(連合)の調査で分かった。新型コロナウイルス感染症への対応で広がる在宅勤務だが、時間外・休日労働をした人の65・1%が勤務先に申告していないと回答。仕事とプライベートとの区別が難しい状況が浮き彫りとなった。

 

 

 

 

 

ははは、なるほどそうなるだろうね。

私もベトナムにきてしばらくその癖がなおらなかった。

だいたい、日本の会社の就業規則の第一条か第二条には

「職務政令義務」がうたわれている。

その意味は、寝ても覚めても覚めても寝ても仕事のことを考えろ、ということである。

兼業禁止もおおもとはそこから来ていると思う。

企業秘密を守るためという意味もあるだろうが、それよりず~と昔からのきそくだ。

コロナウイルスのおかげで、日本は大きく変わりかわろうとしている。

とりあえずは、「今」の状態を客観的にきずく「目」をもつことから始まる。

リーマンショックのときは、第二の敗戦といわれて第二次大戦に匹敵する大損害額を被った、と言われてもピンとこなかった「ゆでガエル」国民が、今度は身近に感じる。

「黒船」到来だ。

 

娘が幼い時に、一週間に一回くらいしか父の顔をみなかったので、ある日「おとうさん、またきてね」と言われた。この話を組合にしたらおおうけした。悲喜劇だ。

 

世界シェアNo1の釣り具メーカー「DAIWA]のダナン工場の中堅社員5名(30歳くらい)に日本語を教えているが、彼らの作文をみて、ためいきがでましたよ。

Hoaさんの週末

 私の週末はいい週末です。

 朝6時半に起きます。

 音楽を聴きながらジョギングをします。

 7時半に喫茶店で友達とおしゃべりをしたり、コーヒーを飲んだりします。

 そのあと、家に帰って、家の中をかたずけて、昼ご飯をつくって、寝ます。

 午後、家族と海へ泳ぎに行きます。

 それからばんごはんを食べてから、日本語を勉強します。

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ダナンDAIWAの社員は2500名、日本人は7名。日本人管理職の人たちと話すといつも感心する。「日本流」や「偏狭な日本人根性」を押し付けないで、ベトナム人がないを大切にするかを感じて、モチベーションを維持しながら上手に管理している。日々工夫を凝らしている。会社の中は、まったく日本流に整然と、几帳面な職場環境ができている。これは素晴らしい。このような経験をさせるために、今や、日本の企業は将来有望な社員をアジアに「逆インターンシップ」で送り込めばいい。日本にいて周りを眺めていてはイノベーションが遅れる。

でてこ~い、日本人((笑)。

 

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IT専科の大学4年生