コロナ後の経済再生
コロナ後の人材再教育と外国人
Subject: 秘書検定試験その後のご報告
共通テスト鼻だしマスク失格と、「カゴパク」摘発
鼻だしマスク
「大学入学共通テストで、試験中に鼻を覆わずマスクを着け、試験監督の度重なる(6回)注意にも従わなかった受験生が失格となった」(新聞記事)
ツイッターなどで話題に
「鼻マスクで失格になる時代ってすごいな」
「結構やっている人いたけどなんにも言われてなかった」
「自業自得だ」
「自分の近くでトラブルが起きて試験に集中できなくなるのは困る」
「周囲の人のためにもマスクを正しく着用し受験するのは当然だ」
「ほかの試験会場でも同様の受験生がいたかどうかを検証すべきだ」
「試験官は受験生の安全を守る責任もある。仕方がない判断だ」
「政府は正しいマスク着用方法として「鼻と口の両法を確実に覆う」と指導しているから「不正行為と判断したのは適切なものだった」(文科省)
「試験中も逐一マスクがずれていないか確認するのは現実的ではない」(私大担当者
「仮定の話として、マスクから鼻を出した人が無症状の感染者だったとしても、会話や、席など飛沫を出す症状がなければ他人に感染させるリスクは高いとは言えない。鼻を出しただけで「迷惑行為」とみる風潮が広がる懸念もある」(感染症対策に詳しい〇〇医療大学の〇〇教授)
「ならば、共通テストの採点に 行儀マナー もいれたらどうだ」(私の意見)
別の記事で
カゴ持ち去り後絶たず
レジ袋有料化後に買い物かごを持ち去る「カゴパク」が多発している。
一個300円の損失だが、店側が「客だから」と遠慮している。
たまたま、カゴをもったまま路上を歩いている人を警察官が職務質問して摘発した。
以上同一紙の記事
いい加減で息苦しい社会だ。
「不要不急の外出をしないように」と言って、午後八時まで飲食店営業にしてね。
いったい、どうしても「要・急」で、飲みに行ってる人がどれだけいるのか?
明示しないでアウンの「常識」で、取り締まる。
法治社会とは言えない。
日本語教師としては、今、日本で暮らす外国人にとってはさぞかし不安で息苦しい社会におびえているだろうと心苦しい。
これが私のマスクの付け方だと突っ張った学生クン、君を支持しないが、もし君が優秀な学生であったとしたら、将来、思い出して優秀な法律家になって活躍してほしい。
職務質問でカゴ窃盗を摘発した警官クン。見て見ぬふりのことなかれ主義社会で、だれも拍手しなくても、よくやった。
今日の記事は、島国らしいちょっと情けないユーモアに思える。
この記者は私と同じことを言いたかったんじゃないかな、と希望的想像をしている。
2021年1月1日 新聞
毎年主要紙を買い込んで見る趣味がやまない。
新聞記事は1紙で文庫本1冊分の量に匹敵するらしい。
正月の読み物として楽しみ。
読売
1面トップ
・「中国千人計画に日本人」少なくとも42人の日本人研究者がいる。彼らは日本政府から多額の研究助成金をもらったあと中国軍に近い大学で教えている学者」もいる。
日本政府から7億6790万円もらっていた例もある。
社説
「平和で活力ある社会きづきたい」
・世界は大変動のただなかにある。大事なのは国力だ。日本の経済構造の立て直しに取り組まなければならない。
・コロナ禍が終息したとしても、日本経済の病根がすっかり解消するわけではない。国の借金残高は1000兆円を超えている。国と地方の長期債務残高がGDPの2倍超の危機的状況で許されない。
・紙の教材をやめてデジタル・タブレットに切り替えるなど本末転倒だ。
・政治の信頼は国の礎だ。米ギャラップ社調査では公共機関の信頼度は日本の国会の信頼度は23%で最下位だ。
産経
1面トップ
「民主主義が消えていく」
一覧表で、
・新型コロナウイルスで民主主義、人権状況が悪化した国、地域の数=80
民主主義的な国・地域の数が減少し「非民主主義」が過半数。
民主主義=87か国
非民主主義=92か国
社説
「中国共産党をもう助けるな」
・日本は、瀕死の中国共産党を2度助けた。
戦時中は軍部が、戦後は外務省が。3度目はあってはならない。
毎日
1面トップ
「中国闇ワクチン流入」
・日本を代表する企業の経営者など一部の富裕層が接種を受けていることが明らかになった。
品川のクリニックで実際に接種をした状況を日時まで明記した記事。
社説
「再生の可能性にかける時」
・危機感、私たちの民主主義がコロナへの対応力にかけているんじゃないか。
朝日
1面トップ
「吉川氏に現金さらに1300万円」
社説
「核・機構・コロナ 文明への問いの波頭に立つ」
・長崎原爆資料館の入り口に。書いてある 核兵器・環境問題・新型コロナの三大世界規模の問題は、その根っこは同じだ。
核の恐怖を伝える終末時計は人類滅亡まで残り100秒で、史上最悪。
・日本は核兵器禁止条約に背をむける。
こんなことをいつまでも続けていいのか。
・つまり潮時が来ているのだ。山を動かす好機だ。
未来社会の当事者の若者、(グレタ・トウンべりさん の名を出して)。
・作家ジョージオーウエルの「動物農場」の紹介、牛や馬など動物たちが反乱を起こし人間の農場主を追い出す空想小説
日経
1面トップ記事
「脱酸素の主役世界競う」
・習近平が昨年9月にCO2の60年ゼロを表明すると投資は過熱している。
世界の太陽光の発電量に占める中国の比率は2010年の2%から2018年には32%まで急上昇した。
・世界で新設される設備の4割は中国だ。でも、排出削減特許で日本はなお先行している。
社説
「2021年を再起動の年にしよう」
・強権的な中国のような非民主的な権威主義国家のほうが効果を上げているという見方もある。経済回復は早く日本の輸出も中国頼みが鮮明。
・資本主義を磨きなおすことが急務。
感想
毎日 の1面のすっぱ抜き記事は示唆に富んだ選択で、編集長の「ブンやらしい」センスは好きだ。どうでしょうか。
2020年最後の日
12月31日があと一時間で終わる
帰国後、毎日の楽しみは喫茶店で日経紙を読むこと。
今日の記事は
「感染予測で7割で甘く」(1面)
厚生労働省が8月に集約した保健所の「感染予測最大想定」が、なんと、実績より少ない推計を報告していたのがわかった。
ある計算式にあてはめ、機械的に集計し、実態との比較もしなかった。とのこと。
厚労省は推計を集めるだけで感染拡大後も見直していない。
なにをしている為政者(小生意見)
「年越しお札最高118兆円」(2面)
箪笥預金が増えている。
ばらまき10万円もそのままそうなっているようだ(小生意見)
「保健所、進まぬ効率化」業務委託・IT及び腰」
感染追跡などの業務で、ITを活用しきれず、
東京都江東区は日々の対応に追われITサービスを使う見直しは遅れている。
ベトナムなどアジアの中進国より二回りくらい遅れている(小生意見)
「成長産業へ人材動かず」
「学びなおしの公的支援重要」(2面)
労働者の過剰な業種から不足する業種への人材移動が滞ている。
情報サービスで不足感が強い。
雇用調整助成金が労働移動を阻んでいる。
労働生産の低い仕事に人が張り付き、OECD加盟37か国中、日本は生産性26位の低位のまま。
コロナ禍でそれら雇用が元に戻るのは難しい。
伸びが期待できる産業に人材が移れるように労働者本人への支援が必要ではないのか。
・・日本で働く外国人にもその対策が必要(小生意見)
「中国・EU投資協定に合意」(6面)
世界第2位と3位の経済規模を誇る国・地域の結びつき
EU企業は中国市場への参入に弾み
中国は一対一路政策の牽引
中国がEVの旗をあげれば、世界が一斉に付き従うことを見ても、
やっぱり、もう、世界の牽引車は中国だな(小生意見)
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