外国人材を採用するという事

〇〇会社▲▼様

村瀬です
 
ダナンでは前回に勝る徹底的なコロナウイルス撲滅作戦が功を奏し
まもなく社会隔離が解けそうだとのことです。
外国人全員の検査を敢行して、私も検査されましたが、本日をもって
「大丈夫」と言う結果になりました。
「感染日本人第一号」を恐れましたが(笑)、全員パスという事でホッとしています。
帰国航空便は、日本の状況努力次第ですから、9月に好転することを祈っています。
 
さて、先日、費用対効果上今後日本語授業の費用支援を打ち切るとの会議結果の
報告をいただきました。
ご主旨理解いたしました。
経済環境の大変な時期に皆様にご苦労をおかけしました。
私のほうでは、学生のために 無給でも このまま授業を続けてまいります。
 
ところで、以下のことを確認の上ご報告いただけますか?
 
現在授業を行っている学生に対して、御社はどのように対処されますか?
 
御社より、6月時点で、各学生に対して「まだ、当社に就職する意思はあるか」
と、確認を求められましたね。
私は個別に面談してかれらの「就職したい」という意思を確認してご報告しました。
そして、私は彼らを授業に復帰させました。
現在、彼らは卒業後も仮の仕事に就きながら待っているはずです。
もし、採用計画も白紙にという事でしたら、このまま放置はできませんね。
 
「採用検討予定だ、待っていてくれ」と言うのか
コロナウイルスの影響で、経営上困難になったので、採用計画は白紙にする」と言うのか
彼らに連絡するべきですね。
この辺は、日本の企業として日本人としての信義の問題だと思います。
そして、面接の当事者自身から本人にご連絡してください。
「採用検討予定」と言って待たせる場合は「次の回答予定の期限」を言ってください。
 
これは、先日日本で行われました、コロナウイルス影響下の外国人採用問題について
JETRO(日本貿易振興機構主催の企業意見検討会で言われていることです。
日本人でも外国人でも変わるところではありません。
 
なお、
採用検討予定(採用決定ではない)者の授業維持については相応の運営費をいただきます。
 
ご返事をおまちしています。
ご多忙中にもかかわらず、申し訳ありません。
最後になりますが、御社のご隆盛とベトナムとの信頼関係の発展をお祈りしています。