在宅オンライン勤務でかわること

 

 

おもしろい、ネットニュースを見て笑った

「自宅でのリモートワークに今や欠かせないツールとなったオンライン会議システム「Zoom」。SNSでは、妻の会議中に下着姿の夫が画面に映り込んでしまったり、子どもが乱入してきたりといった微笑ましいアクシデントの動画がシェアされている。」

 

あまり笑えないベトナムでのニュース

国立大学でIT専科の学生を一緒に教えている、女性の先生が言った。

彼女は、IT会社のOLである。

「最近、日本からの仕事が飛躍的に増えて、毎日8時まで残業です」

どういうことかというと、どうやら

日本の会社はコロナウイルス対策で、社員にネットを使った仕事をやらせるようになったのだが、もともとアジア有数の(?)日本のIT音痴のおっさん、おばさんに、指導しながらやらせるよりも、軽々とネットで仕事ができるアジア人に仕事を出したほうが効率的だと企業は気づいたらしい。

 

かくいう私も、コロナウイルスで3か月の学校閉鎖中、インターネット授業についていくのが大変だった。先生たちはZOOMをつかったり、Facebookをつかったり、いろいろ、好みでジャンジャンやるもんだから、本当に苦労した。鍛えられたよ。何回も失敗して。73歳たった一人で、一生けんめいついていったよ。だれにも相談できない環境で。

 

この調子だと、日本のビジネス態様は、コロナウイルスのおかげで大きく変容するな。

元にはもどらなくなるんじゃないか。

 

この間、ふいに、パキスタン文部省の職員か、関係者か不明なひとから日本語教育で相談したいと(Facebookで)言ってきて、軽い気持ちでアドバイスしていたら、あるビジネスモデルを思いついた。

日本語を勉強するには、首都にある大学にいけばいいのだけれど、とても学費が高くて

庶民は手が出ない。

 

ネットを使って、バウチャー大学を作り、外国語の教師は、それぞれの場所から授業を行う。事前に、自習用のアプリを生徒に使わせて、一定の学習をクリアできたものだけ入学させて、短期間で日本語能力が習熟できる実績をつくり、企業や日本語学校にアピールし、それらから寄付や、奨学金を引き入れて展開するというやつ。

 

こりゃ、おもしろい。さっそくパキスタンのアプリをつくろう、と、親しいIT会社の社長は言った。

その社長の作ったアプリを導入させて、私は、今、25000人の学生を擁する私立大学の授業を運営しているさいちゅうである。

 

教室いらず、教師の渡航不要、免許いらず。