コロナ指標の追加議論へ 2021、8,7記事

・「感染者数偏重を転換」

西村経済財政相が、「経済界から、宣言の判断の目安は見直す時期にきている」。

「新規感染者数に偏重している。重症者や入院数に重点をおくべきだ」。

「緊急事態宣言は「医療提供体制に過剰な負荷がかかった場合などに限るべきだ」。

「若者を中心とする感染者は高止まりする可能性がある」。

尾身会長「重症者の数だけを見ていると誤った判断につながる」。

「先手を打っていくべきだ」。

 

わかりやすい記事だ。

先日首相や都知事は、基本的に家庭で面倒を見て、入院数をおさえる、方針を示したのと符号する。

 

福島の原発の事故の対応とおなじだ。

手に負えなくなったら、「基準」を変えるという手口だ。

 

最初から、日本の政府の方針は一貫しているのかもしれない。

つまり「感染しながらすすむ」戦略で。自信のない政策はボツにする。

国民も知ってか知らずか、どこかで合意しているように見える。

 

家庭内感染が最大の感染源というデーターを認識しながら

家庭内で重症になっても、医師の手がまわりそうもない、と聞いていながら。

 

ならば、そうか、そういう国なんだ、国民も暗に承認しているんだ、と認識し

文句たれもむなしいから、徹底した自己防衛をするっきゃないか。

 

手の打ちようもなくなったお隣の国は、発症者が家から出ることを禁じて、

まるで「姥捨て山」対策のようなことをやってるが・・。

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